がん体験 手に取れる形に デジタル絵本「タオルの帽子」書籍化へCF 患者団体代表が原案 MAYAさん絵と文

クラウドファンディングで書籍化の支援を募っているデジタル絵本「タオルの帽子」の一場面(「タオルびと」制作プロジェクト提供)

 がん患者と家族を支援する団体の女性代表の闘病体験を基に愛媛県今治市出身の画家MAYA MAXXさんが絵と文を手がけたデジタル絵本「タオルの帽子」の書籍化を進めるクラウドファンディング(CF)が始まっている。目標金額は180万円で、26日まで。

 物語は「東予がん患者と家族の会」代表の伊藤幸恵さんの体験が原案。抗がん剤治療で髪を失った主人公が家族の愛情やタオルにまつわる思い出に支えられ、病と向き合うストーリーになっている。

 支援はCFの専用HP(https://readyfor.jp/projects/97252)で申し込む。1万円の支援コース返礼品は、MAYAさんのイラスト入り手紙の他、書籍化された絵本などがセットになっている。3千円、5千円、5万円、10万円のコースもある。

 辻教授は「書籍化の取り組みを通じて、人々の生活になくてはならないタオルと、タオルを作る産地に注目してほしい」と話している。

クラウドファンディングでデジタル絵本「タオルの帽子」の書籍化支援を呼びかける「タオルびと」制作プロジェクトのチラシ

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