メインオブジェ「牛郎織女」お目見え 湊公園に設置 長崎ランタンフェス

設置作業が進む今年のメインオブジェ「牛郎織女」=長崎市、湊公園

 長崎ランタンフェスティバル(22日~2月5日)の今年のメインオブジェ「牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)」が18日、長崎市新地町の新地中華街会場(湊公園)に設置された。
 メインオブジェは高さ10メートル、幅4.5メートル。中国の七夕伝説をモチーフに、年1回、虹の橋を渡って会う牛飼いと天女の姿を表現している。
 この日は約2時間かけて作業。部品をクレーンでつり上げ、作業員が組み立てた。同フェスティバル実行委員会企画幹事長の張仁春さん(66)は、3年ぶりに設置されたオブジェを見て「涙が出るくらいの喜びがある。まだ気は抜けないが、ここまでこぎつけたのは市民やスタッフの力。後押しが本当にうれしい」と感慨深げに語った。


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