C&W、APACデータセンターレポートを発表  東京市場はアジア太平洋地域で第5位にランクイン

グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、C&W)は、アジア・太平洋地域データセンターアップデートを発表しました。

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主要市場 成長市場
01/ Singapore 04/ Seoul 01/ Johor 04/ Bangkok
02/ Hong Kong 05/ Tokyo 02/ Jakarta 05/ Manila
03/ Sydney 06/ Mumbai 03/ Hyderabad 06/ Ho Chi Minh

東京はAPAC太平洋地域京市場はアジア太平洋地域で第5位にランクイン

本レポートでは、グローバルランキングの他に、地域別のランキングも掲載しています。アジア太平洋地域では、香港と東京が上位7つのうち6つを占め、この地域で最も賃料の高い街となっています。香港の尖沙咀(メインストリート店)は、1,436米ドル/平方フィート/年で地域的に最も高く(世界では2位)、コーズウェイベイが1,292米ドル/平方フィート/年で地域的に続いています。これに続くのが東京の銀座(945米ドル/平方フィート/年)と表参道(756米ドル/平方フィート/年)で、それぞれ地域内で3位と4位となっています。東京市場の成長は2022年の終わりまで続き、データセンター業界の大手数社が大規模開発の発表を行いました。昨年はESRやGaw Capitalといった大手投資家が参入したのに続き、AirTrunkとGoogleも後半にプロジェクトの大きな節目を迎えています。

現在、建設中の総容量は221MWと推定され、印西市と茨城県の両地域で用地取得競争が続いています。
東京では電力事情により、立地条件よりも、電力が確保できるかどうかが開発の決め手となり、さらに、クラウドの導入が進んでいること、経済・技術の発展が進んでおり、政府がクラウドの普及を推進していることなどから、大手クラウドサービスプロバイダーからの需要が高まっています。

成長市場(ジョホール/ジャカルタ/ハイデラード/バンコク/マニラ/ホーチミン)

もう一つの重要な傾向は、APAC全域の小規模な新興データセンター市場に対する強い関心です。事業者、投資家、テナントの関心が高まる中、当社では対象市場を拡大し、大規模なパイプラインの発表や大手クラウドプロバイダーやコロケーションプロバイダーの著しい関心を示している以下の6市場を新たに取り込みました。 シドニーのPitt Street Mall(723米ドル/平方フィート/年)だけが東アジアの優位を崩して5位に入り、東京の新宿と香港のセントラル(メインストリートショップ)がそれに続きました。
ソウルの明洞と江南駅はそれぞれ8位と9位を占めました。上海の南京西路がトップ10にランクインしております。

APAC地域全体のレポートは、アジア・太平洋地域データセンターアップデートよりご確認ください。

以上‐

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(ニューヨーク取引証券所:CWK)は、オキュパイヤーとオーナーの皆様に有意義な価値をもたらす世界有数の不動産サービス会社です。約60カ国400拠点に50,000人の従業員を擁しています。プロパティー・マネジメント、ファシリティー・マネジメント、プロジェクト・マネジメント、リーシング、キャピタル・マーケッツ、鑑定評価などのコア・サービス全体で、2021年の売上高は94億ドルを記録しました。詳しくは、公式ホームページwww.cushmanwakefield.com にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。