「あの夏」を取り戻す “幻の2020甲子園大会”元球児らのプロジェクトが始動

新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、2020年の高校野球・夏の甲子園大会は戦後初めて中止となりました。“幻の全国大会”を取り戻そうと、元球児たちが動き出しました。

新型コロナの感染拡大で"幻の甲子園”となった当時の元球児らが立ち上がり、2020年に甲子園に出場できたはずの46校・総勢1000人の元球児を集めて全国大会を開こうというプロジェクトが動き出しました。発起人の板橋区出身・大武優斗さんは「当時の思いに決着をつけたい」という思いでこの取り組みを企画したといいます。大武さんは「2年前に悔しい思いをした。甲子園という場所を全球児が目指していたと思うが、そんな場所を自分たちは失ってしまった。2年後にはなったが、当時の思いに決着をつけるようなプロジェクトになっているので、皆さんに応援してもらえるとうれしい」と語りました。

この「あの夏を取り戻せ」プロジェクトは2023年12月、甲子園球場での開催を予定しています。

<「あの夏を取り戻せ」プロジェクト 今後の予定は…>

今後、プロジェクトでは3月に甲子園球場を使えるかどうかの抽選があり、その後、クラウドファンディングで運営資金を集める予定だということです。

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