
19日午前9時半ごろ、広島県呉市中央5丁目の木造2階建て住宅の2階部分から出火し、住人の三十日直幸さん(72)と妻の真弓さん(66)が死亡した。三十日さん方は4人暮らしで、夫妻と2階で生活する30代の息子は仕事で外出しており、無事だった。1階で暮らす直幸さんの90代の母親も救急搬送されたが、けがはなかった。
呉署が2人の死因と出火原因を調べる。
呉署や市消防局によると、午前9時40分ごろ、通行人から「煙が出ている。家の中から火が見える」と119番があり、約1時間半後に鎮火した。
現場はJR呉駅の北東約1キロの市街地。