厳しい寒さと大雪のおそれ 寒気の影響受けやすく 気象庁1か月予報

1か月予報(平均気温)

 気象庁は19日(木)、向こう1か月(1/21~2/20)の天候の見通しを発表した。寒気の影響を受けやすいため、北・東・西日本の向こう1か月の気温は低い見込み。特に、月末にかけて、気温がかなり低くなりそうだ。また、北・東・西日本の日本海側は、向こう1か月の降雪量が多くなる見込み。特に、月末にかけては、降雪量がかなり多くなりそうだ。

週ごとの天候

1か月予報(降水量)

 1週目(1/21~1/27)の北・東・西日本は、強い寒気の影響を受けて気温が低く、かなり低くなる所が多い見込み。北・東・西日本の日本海側は、平年に比べ曇りや雪(雨)の日が多くなりそうだ。

1か月予報(降雪量)

 なお、北・東・西日本は2週目(1/28~2/3)も低温で、かなり低くなる見通し。3~4週目(2/4~2/17)は、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。

低温・大雪に関する早期天候情報

低温に関する早期天候情報

 北日本の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けやすいため低い日が多く、かなり低い日もある見込み。東・西日本の気温は向こう4~5日間程度は平年並みか高いが、この方面もその後は寒気の影響を受けやすく、低い日が多くなる見通し。25日(水)ごろからの5日間ほどは、北・東・西日本で、気温が平年よりかなり低くなる可能性がある。

大雪に関する早期天候情報

 また、強い寒気の影響で、日本海側は25日(水)ごろからの5日間ほどは、降雪量が平年よりかなり多くなる可能性がある。農作物の管理や、水道管の凍結、大雪に対する除雪の対応等に注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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