広島・新井監督が護摩行　高野山清浄心院で

　広島の新井貴浩監督が19日、和歌山県高野町の高野山清浄心院で護摩行に臨んだ。炎を前に約1時間半、経を唱えた中で「広島優勝。心願成就」と声を張り上げて祈願する場面もあり「カープのため、選手のために心と体をフル回転していきたい」と決意を述べた。

　現役時代、護摩行はオフの恒例だった。「選手全員がけがなく、元気にグラウンドを暴れ回ってほしい」と思いを込めたという。

　2月から春季キャンプが始まる。「気持ちをぐっと締めて、スタートに向けてスイッチを入れる節目になる」と話した。