クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、そしてネイマールらが作ってきた「ゴールを決めるウインガー」の時代が長く続いている。センターフォワードではなく、外から中に入ってきてシュートを決める選手が多くブレイクした。
今回は上記の3名を除いて「世界で最もゴールを奪うことができるウインガー」を10名に絞ってピックアップした。
キリアン・エムバペ
今季の公式戦成績:28試合22ゴール
代表:フランス
クラブ:パリ・サンジェルマン
もちろん現在ゴールに最も近いウインガーといえばエムバペ。圧倒的なスピードとシュート技術によって多くの得点を決めており、若い頃のクリスティアーノ・ロナウド以上にストライカー的要素が強い。
ソン・フンミン
今季の公式戦成績:24試合6ゴール
代表:韓国
クラブ:トッテナム
ゴールを決められることこそが価値になっているウインガーとしては韓国のソン・フンミンがプロトタイプだ。昨季はプレミアリーグで23ゴールを奪取しており、キャリアハイとなった。
モハメド・サラー
今季の公式戦成績:27試合17ゴール
代表:エジプト
クラブ:リヴァプール
そしてプレミアリーグで活躍する「ゴールに近いウインガー」としてはモハメド・サラーも特筆すべき存在だ。今季はリヴァプールがやや不調なため苦しんでいるが、それでも27試合で17ゴールと素晴らしい成績だ。
ヴィニシウス・ジュニオール
今季の公式戦成績:25試合10ゴール
代表:ブラジル
クラブ:レアル・マドリー
かつてはシュートが課題だと言われていたものの、昨季突如ゴールを量産するようになったヴィニシウス・ジュニオール。リーガで17得点を叩き込み、一気にかつてのクリスティアーノ・ロナウドを彷彿とさせるほどのスコアラーに。
マーカス・ラッシュフォード
今季の公式戦成績:26試合16ゴール
代表:イングランド
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
今季エリック・テン・ハフ監督の下で最もブレイクした選手と言えるラッシュフォード。このところはウインガーとして起用されながらも多くのゴールを決めており、まさにクリスティアーノ・ロナウドの後継者になりつつある。遅刻してもめげないメンタルも見せた。
フヴィチャ・クヴァラツケリア
今季の公式戦成績:26試合14ゴール
代表:ジョージア
クラブ:ナポリ
今シーズン最もブレイクした選手の一人だろう。ナポリに加入した若きジョージア人ウインガーは、いきなりゴールとアシストを量産。「右足のメッシ」と呼ばれるほどのインパクトを残している。
ムサ・ディアビ
今季の公式戦成績:25試合8ゴール
代表:フランス
クラブ:レヴァークーゼン
圧倒的なスピードを武器にレヴァークーゼンの左サイドに君臨する23歳のムサ・ディアビ。昨季はブンデスリーガだけで13ゴールを奪って大ブレイクし、昨年末のワールドカップでもメンバー候補になっていた。
ラファエウ・レオン
今季の公式戦成績:30試合9ゴール
代表:ポルトガル
クラブ:ミラン
先日行われたワールドカップでもスゴイゴールを決めて話題になったラファエウ・レオン。クリスティアーノ・ロナウドと同じポルトガル代表でプレーしており、その後継者候補の一人だ。前線ならどこでもこなし、体力も技術もゴールセンスも十分だ。
ガブリエウ・マルティネリ
今季の公式戦成績:25試合7ゴール
代表:ブラジル
クラブ:アーセナル
ブカヨ・サカとマルティネリの両サイドがゴールを奪えることは、今季のアーセナルの好調を支える要因の一つ。彼は今季25試合で7ゴールを決めており、間違いなくアタッカーとして一皮むけた。
ロドリゴ・ゴイス
今季の公式戦成績:24試合8ゴール
代表:ブラジル
クラブ:レアル・マドリー
【写真】2022年に最も価値が下がってしまった世界のスター10人
ヴィニシウス・ジュニオールとともにレアル・マドリーのサイドエリアでの得点力を高めているロドリゴ。昨季はシーズン9ゴールだったが、今季は半分を終えた段階で8ゴールまで達している。