宮崎県内小中生ヤングケアラー3.8%、県が初調査

 県は19日、本来は大人が担うとされる家族の世話、家事などを日常的に行っている「ヤングケアラー」について、初の実態調査結果(速報値)を公表した。「世話をしている家族がいる」と回答した児童生徒は、小学生369人(3.8%)、中学生330人(同)、高校生231人(3.2%)に上った。いずれも全国調査の結果を下回った。県は、本年度中に調査結果を分析した報告書を公表し、支援に生かす。同日の県議会厚生常任委員会で示された。

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