
【ラークス(スイス)共同】世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット(AIU)」は19日、2021年東京五輪の陸上女子ベラルーシ代表でチーム側による強制帰国を拒否したクリスツィナ・ツィマノウスカヤがポーランドに亡命した問題で、行動規範違反の疑いで陸上のヘッドコーチを務めたユーリー・マイセビッチ氏を告発したと発表した。
ツィマノウスカヤは200mに出場予定だったが、経験がない1600mリレーへの出場をコーチ側から指示されたことに反発。羽田空港で搭乗を拒否し、保護を受けた。AIUはマイセビッチ氏の行動は精神的な嫌がらせに値するなどと指摘した。