
国立競技場などのスポーツ施設が集まる東京・明治神宮外苑で計画されている再開発事業で、東京都は20日、三井不動産などの事業者が提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書を告示した。来月以降に認可し、着工可能となる。
再開発では、神宮球場や秩父宮ラグビー場を解体して場所を入れ替え、商業施設の入る2棟の高層ビルを建てる。2036年完成の予定。
開発区域内にある千本近い樹木を伐採予定とした当初の計画に対し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関の国内組織である日本イコモス国内委員会が見直しを提言。都民らからも反対の声が上がっていた。