デジタル技術を活用したデジタルトランスフォーメーション（DX）による業務効率化に向け、佐世保市は13日、全国の自治体でDX支援に取り組む企業、ガバメイツ（松山市）と連携協定を締結した。佐世保市役所の業務量を調査し、仕事の流れを可視化するほか、業務改善に向けた課題の分析などを進める。
ガバメイツは、DX支援の実績を持つ企業、チェンジ（東京）とコニカミノルタパブリテック（同）の合弁会社。連携協定に基づき、市役所全庁の業務量調査に協力し、今年春までに分析結果をまとめる。市は結果を参考に、DXの導入などによる業務効率化の方策を検討する。
協定締結式で別府幹雄社長は「調査で専門性が不要なノンコア業務が見えてくる。ここがDXのターゲット」と説明。朝長則男市長は「業務プロセスの見直しを推進し、仕事の進め方を変革する仕組みの構築に着手できる」と期待した。
