【ソウル共同】韓国の韓悳洙首相は20日、新型コロナウイルス感染予防策として義務付けている屋内でのマスク着用について、30日から着用義務を解除する「勧告」に緩和する方針を明らかにした。公共交通機関や医療機関、薬局など一部施設は当面の間、義務を維持する。
四つのうち二つ以上満たせば緩和するとした指標のうち、新規感染者の減少、死者・重症者の減少、医療体制安定の三つを満たしたと判断した。韓国は21~24日が旧正月の連休で、人の移動や対面での接触が増えることから緩和の時期は連休後とした。
屋外でのマスク着用義務は昨年9月に全面的に撤廃している。