震災から12年目の被災地の“いま”を見つめ、新たな東北の魅力を見つける!

東日本大震災以来、被災地の現状を伝え、復興を応援し続けてきた「サンドのこれが東北魂だ」。 12 作目となる今回の旅の舞台は、首都圏と東北をつなぐ「常磐道」。福島県の浪江町を起点に宮城県の仙台市までの太平洋沿岸を結ぶ大動脈を、今年も“伊達ちゃん号”に乗って北へ北へと走ってきた。
宮城県出身のサンドと旅を共にするのは、秋田県出身の生駒里奈と福島県出身のあばれる君。東北愛に溢れるメンバーが見つめた先には、復興から発展へ、次のステップに進んだ東北の力強い動きがあった。

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○南相馬市 熱気球で子どもたちに笑顔を(福島県・南相馬市)
相馬野馬追の聖地、南相馬市の「のまおい気球プロジェクト」。子どもたちに笑顔を届けたいと全国各地から熱気球が集まり無料体験搭乗ができるイベントだ。巨大なぼんぼりが浮かび上がり、幻想的な光景が広がる。有志たちの福島復興への思いとは!?

○飯舘村 「飯舘牛」復活への一歩(福島県・飯舘村)
原発事故の影響を受けた飯舘村。ブランド牛「飯舘牛」は、きめ細かい霜降りと柔らかく甘みがある肉質が特徴だ。一部を除いて避難指示か解除されたものの営農を再開した畜産農業はごくわずか。復活を目指す若手畜産農家の奮闘を追う!

○トラフグを相馬の新たな名物に!(福島県・相馬市)
西日本の高級魚・トラフグの水揚げが相馬沖で急増している。震災前はほぼ見かけなかったが、海流や水温の変化が影響しているとみられ、相馬市ではブランド化に乗り出した。福島の漁業と観光の復興に向け、トラフグは救世主となるのか!?

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○亘理町がスケボーの聖地に!?世界に羽ばたくプロジェクトとは?(宮城県亘理町)
亘理町の沿岸部に完成したばかりのスケートボードパーク。そこに世界を目指すプロのスケートボーダーたちの姿が!アスリートやアーチストなど若き才能が全国から移住し、自分たちの夢を実現させながらまちづくりに関わる「ワタリ・トリプル C・プロジェクト」メンバーだ。亘理はスケボーの聖地になるのか!? プロたちがちびっ子スケーターたちもビックリの大技に挑戦する!?

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○“復興を象徴する水族館”の新パフォーマンス(宮城県・仙台市)
仙台うみの杜水族館で話題の「シートピア」。仙台出身のパフォーマンス集団『白A』とイルカによる新感覚エンターテインメントだ。
“うみ”と“ひと”を繋ぐ感動のパフォーマンスを、生駒とあばれる君との奇跡のコラボレーションのオリジナルバージョンで披露する。
ラストは頑張ったあばれる君に、イルカからのサプライズも…!?

■ロケを終えた出演者からひとこと
<伊達みきお(サンドウィッチマン)>
福島県飯舘村の飯舘牛です。飯舘牛は僕も昔から知っているブランド牛でした。飯館村は全村避難だったはずなんですけど、今こうやって 12 軒の農家の皆さんが戻ってきて、一生懸命また牛を育てているのを見ていろいろ思いました。また早く飯舘牛がブランド復活してくれるのを望んでおります。

<富澤たけし(サンドウィッチマン)>
相馬の福とらですね。これからまさに名産にできる高価な魚ですから、これからそういうものがあるとやっぱりまちを盛り上げていけると思うので、大きいと思います。

<生駒里奈>
気球に乗るのは初めての経験だったのですが、お金のためではなく、皆さんのボランティア精神、「楽しんでほしい」という気持ちで、震災後から復興のためにやられている姿も凄く素敵だと思いました。最後の水族館のショーは初めて見るショーの形式でした。
復興の一番の課題である“海”というところで、ショーを通じて何かきっかけを見いだせるようなエンターテインメントを見ることが出来て楽しかったですし、参加もすることができ、嬉しかったです。

<あばれる君>
うみの杜水族館での白 A さんによるパフォーマンスですね。世界的なパフォーマーの方と一緒に踊れたっていうのがまず最高だったのと、あと何よりイルカさんのサプライズ…とっても嬉しかったです!

◆『サンドのこれが東北魂だ 常磐道を北上せよ! 12 年目の福島・宮城』
2023年1月29日(日)午後4:00~4:54放送

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