【20薬局以上の法人シェア】41.3%に/1年半でのシェアの伸びは2.3ポイント/日本保険薬局協会調べ

【2023.01.20配信】日本保険薬局協会は「調剤報酬等に係る届出の調査報告書」を公表。それによると、「20薬局以上の法人シェアは41.3%になっていることがわかった。2022年12月時点の厚生局届出、全国6万1074薬局を対象とした調査。

全国の規模別構成比では、全国6万1074軒の薬局のうち、20薬局以上の法人もしくは薬局グループが41.3%を占めた。内訳は以下の通り。

「300薬局以上」 1万4364軒 (構成比23.5%)
「100~299薬局」 3913軒 (6.4%)
「20~99薬局」 6990軒 (11.4%)
「6~19薬局」 7858軒 (12.9%)
「2~5薬局」 1万2976軒 (21.2%)
「1薬局」 1万4973軒 (24.5%)

https://secure.nippon-pa.org/pdf/enq_2023_01.pdf

「20薬局以上の法人シェア」、1年半で39.0%→41.3%に

協会はおよそ1年半前の2021年3月時点の調査も公表していた。それによると、全国約5万9500軒の薬局のうち、「20薬局以上の法人シェア」は39.0%だった。1年半でのシェアの伸びは2.3ポイントだった。この伸びを大きいとみるか、小さいとみるかの見解は分かれるところだが、「思いのほか伸びていない」とする向きもある。

2021年3月時点の調査結果は以下の通り。
「100薬局以上」1万5846軒 (構成比27%)
「20〜99薬局」7234軒 (12%)
「6〜19薬局」7775軒 (13%)
「2〜5薬局」1万3169軒 (22%)
「1薬局」1万5541軒 (26%)

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