子育て◎アクセス◎…移住するのに“穴場な街”!? 八街市の魅力まるごと解剖♪

子育て◎アクセス◎…移住するのに“穴場な街”!? 八街市の魅力まるごと解剖♪

 千葉県には、「住んで」「働いて」「遊んで」、暮らしを豊かにするポイントがたくさんあります。

 その中でも、八街市・市原市・多古町の3つの街にフォーカスした番組「わが街の未来予想図 ちば住plus」が1月1日、チバテレで放送されました。

 今回は、番組で紹介された「八街市」の新たな魅力を見つけに行きましょう♪

◇ 八街市って、どんな街?

 千葉県のほぼ中心に位置する八街市は、落花生の生産地として有名!
 野菜の生産が盛んな「都市近郊型農業地域」です。

 かつては馬の生産地であり、その放牧地の開墾を進める際に、8番目に始めたことから、「八街」という地名となったのだとか。

 千葉県北部のほぼ中央に位置していて、比較的過ごしやすい気候の地域です。

 現在は、のどかさと便利さが“ちょうどいい”街として、さまざまな支援を行い、移住・定住を進めています。

◇ 気になる“交通事情”は?

○ 鉄道
 JR総武本線が通っているので、特急で東京駅まで約57分、千葉駅まで約30分と近く、東京・千葉に通勤・通学している人も多く暮らしています。

○ 車
 車では、成田国際空港まで約30分、酒々井プレミアムアウトレットまでは約15分、九十九里浜まで約40分と、空港や海までのアクセスも◎

○ 新たな公共交通システム
 便利で快適なまちづくりをめざし、2023年の10月を目標に、バスが運行できない地域を中心に、新たな公共交通システム「デマンド型乗合タクシー」実証運行を予定しています。

◇ イベントで興味のきっかけを…

 令和4年4月に市制施行30周年を迎えた八街市。

 コロナ禍の中で、イベント自粛が続いた中、2022年は、やちまた落花生まつりや、産業まつり、また、小出義雄杯八街落花生マラソンも開催するなど、さまざまなイベントを通して八街市の魅力を発信することができました!

 そのほかにも、八街商工会議所青年部が中心となってけやきの森公園でラーメン祭りが開催され、たくさんの人が八街市を訪れたケースも♪

 さまざまなイベントを通じて魅力を発信し、八街市に興味を持つきっかけづくりを積極的に行っています。

◇ 落花生だけじゃない!新たな“特産品”も?

 八街市の特産品は落花生をはじめ、すいか、人参、さといも、しょうがなどの野菜が有名で、収穫量においても県内トップクラス!

 八街産ぶどうを使用したワインを市の新たな特産品として推進するため、比較的小規模な事業主体でも果実酒製造免許を受けることができる構造改革特区として国に認定されました。

 そんな「八街市ワイン特区」を活用し、(株)山本ファームは、八街市初のワイナリーを建設し、令和4年3月に直営ショップもオープンしたのだとか!

 “八街産ワイン”は新たな特産品としても期待されています♪

◇ 八街市の“自慢ポイント”は…インタビューで聞いてみた♪

 そんな八街市の住みやすい“自慢ポイント”を、実際に住んでいる人や市役所職員に聞いてみました♪

 現在八街市に住んでいる齊木さんは、八街市に来てから子育てが楽しくなったと話します。
 そのポイントは3つあるのだとか。

①子育てがしやすい環境

齊木さん
「保育園と幼稚園に隣接した『八街支援センター』には、児童館もあります。子育ての悩みにのってくれたり、ママ同士の交流の場で子育ての相談ができたり…そこで友達もできました!」

②自然と触れ合えるイベントがたくさんある

 豊かな自然が広がる八街市で、子どもたちと野菜を育てたり、収穫したり…。 サツマイモやナス、ピーマンなど、子どもと一緒に農作業体験を楽しんでいるそうです。

③健康維持ができる場所がある

齊木さん
「不定期で八街市役所が開催している栄養講和やストレッチ、体操教室などがあり、子どもと一緒に参加しています」

 充実したイベントは、転入手続きで訪れていた市役所で教えてもらったのだそうです。

齊木さん
「そこから児童館の職員やママ友との出会いがあって、人と人とのつながりで、楽しく過ごせています。いい人たちばかりで、毎日がとても楽しいです!」

 八街市では、安心して子育てできるように、出産後のすべてのお母さんをケアするため、助産師か保健師、訪問員が訪問し、子育てに関するさまざまな話を聞く「こんにちは赤ちゃん訪問」や、市内在住の高校生などまでを対象に医療費の助成をする「高校生等医療費助成制度」など、さまざまな子育て支援を行っているんです♪

 ほかにも、移住・定住などについてご紹介する専用のポータルサイト「やちまた暮らし応援サイト」を運営し、この中で各種支援制度や八街市の紹介、暮らしに関する情報を発信しています。

 また、市制施行30周年を記念して、八街市について広く知らせる、八街市移住定住・観光ガイドブック「八街物語/Enjoy!Yachimata」も作成!

 八街物語には、移住・定住に関する支援制度や、市外から八街に移住した人のインタビュー、観光スポットなどを掲載し、八街市の情報や魅力を発信しています。

 この「八街物語」に掲載されている、八街市に移住して起業した佐伯さんは、榎戸駅近くでカフェを経営しています。

 自らDIYで仕上げたというオシャレな雰囲気のお店は、街の人の憩いの場になっています。

八街市に移住してカフェを経営 佐伯さん
「勝手に、災害に強い街だと思っている。3.11のときは山武にいて地割れがあったが、八街の友達の家は地割れはなくて、地盤が強いと思った。家を建てるなら八街市だと思いました」

 佐伯さんは、八街市に移り住んで約10年。
 越してきた当初から、まわりの人の温かさに支えられているそうです。

八街市に移住してカフェを経営 佐伯さん
「人情があるのかな。お店の裏の団塊世代の方たちもざっくばらんに話してくれて、常連さんも多いので助かっていますね」

八街市に移住してカフェを経営 佐伯さん
「自然が多いので、キャンプ場とか、そういう面ではすごく良い。海も近く、高速道路ができて首都圏にも近いので、それもあって(移住を)決めた。穴場な街」

◇ 「ふるさと納税」の返礼品も魅力的!?

 八街市は、「ふるさと納税」も魅力なんです!
 今回は、八街市自慢の4つの返礼品をご紹介します♪

○ 八街産ぶどうのワイン ヴァン・ヴァン・ヴィンヤード

 八街産ぶどうを100%使用した贅沢なワインは、口当たりから柔らかく、ほどよい果実感が広がる優しい飲み心地。赤、白、ロゼの3種を取り揃えています♪

○ スイカ

 八街市は。全国有数のスイカの名産地でもあるんです!
 「祭りばやし」という品種が中心で、皮が薄いため食べられる部分が多く、とっても甘くておいしいスイカです♪
 さらに、縞模様も整っているため見た目にも美しく、贈り物にもピッタリ。

○ 八街生姜ジンジャーエール

 全国でも有数の生姜の産地としても有名な八街市。
 自慢の生姜を使ってできたのが、「八街生姜ジンジャーエール」です。
 圧倒的な爽やかさと自然な甘み、ちょっぴり辛口で大人な味わいを是非ご賞味下さい!

○ 人参ジュース

 八街市は、年間生産量約22000トンを誇る人参の大産地でもあります。

 「人参を毎日摂ってほしい」という熱い思いから開発された、添加物・甘味料・酸化剤を一切使わない、素材そのものを味わう究極の1杯です。

 今回は子育て支援や交通アクセスも大満足、いまが“穴場”な八街市の魅力をたくさん知ることができました!

 皆さんもぜひ、直接「八街市」に訪れて実際に魅力に触れてみてください♪

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