makoさん 美咲町応援大使に アイデア料理研究家、食で町PR

美咲町応援大使を委嘱されたアイデア料理研究家・makoさん

 岡山県美咲町は20日、テレビや雑誌で人気のアイデア料理研究家・mako(マコ)さん=同町出身=に初めての「町応援大使」を委嘱した。21、22日にイオンモール岡山(岡山市北区下石井)で、makoさん監修の総菜をはじめ、地元食材を使ったスイーツを販売するマルシェを開催。makoさんもPRに参加する。

 makoさんは昼の情報バラエティー番組などに出演し、レシピ本は累計40万部を突破。古里への思いも強く、昨年8月には監修したきび団子ならぬ「黄身だんご」を同町の和菓子店から発売した。

 委嘱式が町役場であり、青野高陽町長から委嘱状を受け取ったmakoさんは「美咲には卵かけご飯をはじめ、おいしい料理、食材がたくさんある。食を通じて町の良さを全国に知ってもらえるよう頑張りたい」と意気込みを述べた。期間は20日から2年間。

 makoさんは町物産センター(同町原田)が町の新たな特産品として企画する総菜の監修を担当。早速、町産食材を使用した「もつのトマト煮込み」と「美作黒豆とスモークベーコンのペッパーマカロニサラダ」の2品を、イオンモール岡山での「新ミサキノミヤゲ お披露目マルシェ」で販売する。

 同マルシェでは町内の業者などが地元産の米や卵、野菜で作ったケーキ、プリンといった新商品7種も扱う。両日とも午前10時からで、商品が売り切れ次第終了する。問い合わせは同センター(0868—66—0178)。

makoさん監修の「もつのトマト煮込み」
makoさん監修の「美作黒豆とスモークベーコンのペッパーマカロニサラダ」
美咲町の新たな土産商品を販売するマルシェのチラシ

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