米大物ロックバンドのベーシストが死去 55歳 昨年も中心メンバーが急死

ロックバンドのスクリーミング・トゥリーズのベーシストとして知られるヴァン・コナーが死去した。55歳だった。17日、肺炎との闘病の末帰らぬ人となったことを同バンドのメンバーで実の兄でもあるゲイリー・リー・コナーが発表、フェイスブックにこう綴っている。

「スクリーミング・トゥリーズのベーシストでソングライターのヴァン・コナーが昨夜、長期の闘病後55歳で死去しました。肺炎でした。私に最も近い友人だった彼が大好きでした。その不在を寂しく思うことでしょう」

ヴァンは1984年から2000年の解散まで通算7枚のスタジオアルバムに参加、その後同バンドは解散前にレコーディングされた『ラスト・ワーズ:ザ・ファイナル・レコーディングス』を2011年にリリースしている。

解散後は『ソロモン・グランディ』『ダーク・マター』『マインズ・スルー・スペース・アンド・タイム』といったソロアルバムを発表したヴァン、今回の訃報にダイナソーJr.はこうツイートしている。

「ヴァン・コナーの不在を惜しむことだろう。彼のLPを聴くことにする。皆もそれを聴きながら、彼の素晴らしさに思いを馳せよう」

昨年2月には同バンドのフロントマン、マーク・ラネゲンが57歳で死去、死因は未発表となっていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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