宇女高が13年ぶり準々決勝へ 男子は小山南など100点ゲーム 県高校新人バスケ

女子宇女-宇南3回戦 第1クオーター5分、宇女の大川(右から2人目)がドライブからシュートを狙う=マルワ・アリーナとちぎ

 栃木県高校新人バスケットボール大会(県高体連、県バスケットボール協会、下野新聞社主催)第3日は20日、栃木市のマルワ・アリーナとちぎほかで男女の3回戦16試合を行い、それぞれ8強が出そろった。

 男子は100点ゲームで快勝した宇都宮工、宇都宮北、小山南、文星芸大付のほか、作新学院、那須清峰、宇都宮、上三川が8強に名乗りを上げた。女子は宇都宮女が2010年以来13年ぶりの準々決勝進出。このほか昨春統合した足利や矢板中央、宇都宮文星女、宇中女・宇中央、作新学院、栃木女、白鴎大足利も勝ち上がった。

 第4日は21日、同会場ほかで男女の準々決勝と決勝リーグの一部を行う。

守備とリバウンド徹底

 女子の宇都宮女が粘る宇都宮南を退けた。高さで劣った分、徹底したのは守備とリバウンドで大川結衣(おおかわゆい)は「やることは明確だった」。大山賢史(おおやまさとし)監督も「すべきことを続けてくれた」と体を張り戦った選手をたたえた。

 後半に差を詰められたが、第3クオーターは秋葉結子(あきばゆいこ)の好守と連続得点で引き離し、要所で小川結彩(おがわゆい)主将も得点。秋葉は「リバウンドを頑張れた」と胸を張る。

 3年ぶり開催の今大会で8強入りし「3年生は大会自体が無かった。その分も結果を残せてうれしい」と大川。矢板中央との次戦に向け小川主将は「やってきたことを出す」と意気込んだ。

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