神奈川・茅ケ崎市、障害者支援アプリの運用開始へ 事業所の空き状況など検索可能

「ちがさき障がい者支援アプリ」の画面

 神奈川県茅ケ崎市は24日から、障害者や介助する人が手軽に情報を検索できる「ちがさき障がい者支援アプリ」の運用を始める。スマートフォンを利用して手軽に障害福祉サービス事業所の所在地や基本情報、空き状況などを検索できるほか、会員登録をすれば、登録情報に応じた情報を受信できるという。

 これまで、ファクスや窓口で予約していたサービスがオンラインで予約できるようになったほか、3月には公共施設や民間施設の出入り口、トイレなどのバリアフリー情報を掲載する予定という。また、市が発行する冊子「障がい福祉のあんない」も閲覧できる。

 市によると、行政が障害者向けのアプリを運用するのは県内で初めてという。市は「障害者らの情報環境の向上を目指したい」としている。

 インストールは無料。スマホやタブレット端末から誰でも利用できる。

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