田辺の倍率1.2倍 県立中学入試

教室で試験開始を待つ児童(21日、和歌山県田辺市学園で)

 2023年度の和歌山県立中学校の入学者選考が21日、県内5校で始まった。田辺市学園の田辺中学校では、定員80人に対して96人が受験し、倍率は1.2倍となった(午前10時現在)。

 21日に適性検査と作文、22日に面接がある。結果の通知は2月1日、本人宛てに郵送される。

 田辺中には103人が出願していたが、7人が欠席した。受験者は午前9時、受験票と文房具を持って指定された教室に移動。試験官からの諸注意を聞き、試験開始を待った。

 田辺中以外の受験状況(21日午前10時現在)は、定員80人の学校で、和歌山市の向陽が241人(出願時より23人減)で3.01倍、同市の桐蔭が210人(42人減)で2.63倍。定員40人の学校で、橋本市の古佐田丘が53人(欠席なし)で1.33倍、御坊市の日高高校付属が40人(3人減)で1.0倍。

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