ゆたぼん父、スタディ号買い取り申し出の社長には「売らない」と明言 日本一周資金巡ってトラブルも

「少年革命家」として活躍する不登校ユーチューバーのゆたぼん(14)が21日、都内で行われた格闘技イベント「HEARTS」に登場。自身3戦目となるボクシングマッチ(90秒2回戦)のリングに上がり、同じ中学生の名倉誠士郎(14=NMI GYM)に0-3の判定で敗れた。

ゆたぼんは控室で涙。セコンドについた父の中村幸也氏(42)は「日本一周が終わってから、ゆたぼんは悔いを残さないように真剣にやってきた。観客がいる中で、自分が練習したものが出せないプレッシャーの中、リングで戦えるのは本人の強さだと思う。これをバネに成長していって欲しい」と健闘をたたえる。今後については「本人のやりたいようにやらせます」とした。

ゆたぼんは自身のYouTubeで、2022年の日本一周で使用した専用車「スタディ号」の売却を宣言。日本一周をクラウドファンディングで支援した愛媛県の会社経営者の男性が購入に名乗りを上げながらも、ゆたぼん側の応答がないとして「何ひとつ返答がない」などとで訴えている。

幸也氏は「(男性に)売る気はない。別件で売却する。(日本一周の)クラファンで取引していたが、もめて返金した」と話し、男性にスタディ号を売却しないと明言した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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