夏の海水浴場でドローンを使って安全監視ができるか確かめようと静岡県下田市で実証実験が行われました。
静岡県と下田市による実証実験は夏の海水浴シーズンにドローンとライフセーバーが連携して海水浴客の安全監視を行い、救助を迅速化することが目的です。
最大積載量2.7キロ、飛行時間およそ55分の大型ドローンを使用し、上空からの呼びかけのほか、岸へ戻れなくなった要救助者にドローンから救命具を投下し、その後、ライフセーバーが救助するといった連携がうまくいくか確かめました。
松木正一郎(まつき・しょういちろう)下田市長「人口減少や高齢化など、地方では人材確保がなかなか難しいものですから、上手に人間のやることと機械のやることを調和させながら町の安全性を高めていきたい」
今後は夏の海水浴シーズン中にも実証実験を行い、有効性などを検討する方針です。