新日本プロレスとプロレスリング・ノアは1月21日(土)、『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』で両団体による対抗戦を開催。
『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』
日時:2023年1月21日(土) 15:00開場 17:00開始
会場:神奈川・横浜アリーナ
観衆:5,533人
第4試合はオカダ・カズチカ&真壁刀義組と清宮海斗&稲村愛輝組が注目のタッグ対決。
オカダ・カズチカは現IWGP世界ヘビー級王者、清宮海斗は現GHCヘビー級王者とあって、両団体の看板を背負う注目の王者同士の一戦がまさかのノーコンテストの事態に発展。
昨年の1.8横浜アリーナ大会ではオカダが清宮から3カウントを奪っているとあって、清宮からするとリベンジマッチとなった。
入場時から意識している清宮をあえて眼中にないとばかり無視するオカダ。
先発は真壁と稲村が対戦し、オカダにタッチすると稲村をチンロックで捕獲。
するとここで清宮がカットに入るが、オカダは稲村を捕まえたまま動じないでいると、怒りの清宮がかつて前田日明が長州力に放った死角からの顔面キックをオカダに一撃。
この1発でオカダがブチ切れた。
怒りに火が付いたオカダは清宮と場外乱闘を繰り返し、見かねたパートナーの真壁と稲村も2人を静止に入るが互いに何度も乱闘を繰り広げ、ついにレフェリーが試合をストップし、ノーコンテストとなった。
この結果に怒りの清宮がマイクを手に取り、「オカダ、次シングルで決着つけろ!オイ、帰んのか?ビビッてんのか?」と挑発し、さらに乱闘がエスカレート。
両陣営が静止し、ようやく両者が引き上げた。
<試合結果>
▼第4試合 30分1本勝負
真壁 刀義
オカダ・カズチカ
vs
稲村愛輝
清宮 海斗
6分35秒 ノーコンテスト
■試合後バックステージコメント
オカダ「あああ! うわああああ!(と怒りの雄叫びを上げながら、パーティションを蹴飛ばし、コメントスペースに寄らずそのまま控室へ)」
真壁「ダメだ。もう話にならん」
清宮「オカダ・カズチカ! 絶対やるぞ、俺は。あいつと絶対やるよ。どこでもいいよ。早く組んでくれ。どっちなんだよ、あいつとは。もうここまで熱くなってんだよ、俺は」
――両選手ベルトを持っていますが?
清宮「関係ないよ、もう。今日の試合、観たでしょ? こんな熱くなってんのよ。そんなの関係ないっすよ」
※稲村はノーコメント
<写真提供:新日本プロレス>