鬼グッズを身に付け街歩き 鬼怒川温泉で鬼まつり開催

鬼のお面を着けて街歩きを楽しむ男児ら

 栃木県日光市の鬼怒川温泉街で21日、鬼に関するグッズなどを身に着けて観光客に街歩きを楽しんでもらう節分時季恒例の「鬼怒川温泉鬼まつり」が始まった。2月28日まで。

 祭りに参加している27の飲食・観光・宿泊施設で鬼に関係する物を提示すると、割引やプレゼントなどのもてなしが受けられる。

 鬼怒川・川治温泉観光情報センターでは鬼のミニお面と福豆セット(100円)を購入することもできる。同センターの小野田祥一(おのだしょういち)さん(40)は「多くの人に楽しんでほしい」と参加を呼びかけている。

 祭りは2001年に始まった。20年までは鬼怒川の守り神「鬼」が来るように「福は内、鬼も内!」のかけ声で「大がらまき大会」をしていたが、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年から密にならない周遊型イベントとして開催している。

 (問)市観光協会0288.22.1525。

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