クリエイター目指す高3 川崎総合科学高デザイン科の卒業制作作品展 「見に来るだけの価値ある作品多い」

個性豊かな作品を鑑賞する来場者=川崎市川崎区のアートガーデン川崎

 クリエイターを夢見る生徒が1年間を費やして完成させた卒業制作の作品展が、アートガーデンかわさき(川崎市川崎区)で開催されている。腕を振るったのは、市立川崎総合科学高校(同市幸区)デザイン科3年の生徒たち。22日まで。

 テーマは「マイタウン」。生徒の思い入れがある街を題材にしている。オリジナルの漫才アニメーションや学校にある廃材を使った空間表現、架空の親善大使キャラクターの等身大パネルなど、それぞれの思いが形になった36点が来場者を楽しませている。

 横浜市から足を運んだ50代の夫婦は今年の作品展で3回目となり、「いつも見に来るだけの価値ある作品が多い」と口をそろえた。

 同科1~2年生の実習授業で描かれたデッサンなど約20点も展示されている。

 午前10時から午後6時半(最終日は同4時半)まで。入場無料。

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