FUKUの冬ソロキャンプの一軍ギアは?!暖かくてコンパクトなお気に入りアイテムをご紹介

出典:Youtubeチャンネル「FUKU」より

こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。今回は私の一軍キャンプギア特集です。2022年12月時点の冬ソロキャンプの一軍ギアで、スタイルは車で行くオートキャンプに絞ってご紹介します。冬のソロキャンプを検討している方がいたら、参考にしてみてくださいね。

冬のソロキャン一軍ギア (1) テント

まずはテントから。テントは激戦区なんです。

ワークマン『耐久撥水ピラミッドシェルター』

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今までいろいろなテントをご紹介してきましたが、わたしの今の一軍はこちら。ワークマンの『耐久撥水ピラミッドシェルター』です。

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ちなみに、去年まではNEMO(ニーモ)ヘキサライトというシェルターが冬ソロキャンプの一軍でした。

NEMO(ニーモ)が良かった理由は、まず広くて快適なんですよね。

さらに比較的軽くてコンパクトになるし、雨風にも強くて立てるのがとにかくラク。スカートはないですが、ペグの打ち方を工夫すれば隙間を少なくできます。ただ結構ボロボロになってきたので、新しくワークマンのテントを購入しました。

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ワークマンの『耐久撥水ピラミッドシェルター』の特徴

ワークマンの『耐久撥水ピラミッドシェルター』の特徴は、ヘキサライトに共通している部分もあります。

広い割に立てるのは比較的ラク。さらにスカートと煙突穴も付いているので、冬キャンプ向きの仕様です。

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デメリットとしては、生地は軽いですがペグが重いんですよ。ペグだけの重さを測ると3.71㎏とかなり重いです。

重いのには理由があって、全箇所ペグ打ちすると結構な数になること。またスチール製の太い物なので、丈夫さを重視してこの重さになっています。

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より軽くしたいなら、チタンペグがおすすめ。11本あれば最低限の設営はできます。こちらはsoomloomです。私は冬キャンプではインナーテントを使わないので抜いてあります。この状態で5.08㎏と大型シェルターにしてはそんなに重くありません。

冬のソロキャン一軍ギア (2) 寝具(コット・マット・シュラフ・枕)

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次は寝具です。コット・マット・シュラフ・枕の一軍をご紹介します。

YOLER(ヨーラー)『キャンプコット』

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シェルターのおこもりスタイルなので、私はコットを使います。広いスペースがあるので脚付きのハイタイプですね。このヨーラーのコットをかなり使っています。張りがあって寝心地の良いコットなのでお気に入りです。

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コスパもいいですが、ワークマンからさらに安いコットが発売されているので、寝心地が良かったら一軍コットは入れ替わるかもしれません。

NEMO(ニーモ)『スイッチバック レギュラー』

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そしてマットNEMO(ニーモ)の『スイッチバック レギュラー』ですね。このマットの下に保冷剤を置いて冷たさを確認したところ、このタイプのマットの中では比較的断熱性が高いように感じました。

ちなみに、寒い時期にコットを使わず床に寝る時は、サーマレストのXサーモsoomloomの極厚マットを使います。コットで寝る時は、このスイッチバックがパッと開くだけで楽なのでおすすめです。

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AEGISMAX(イージスマックス)『マミーダウン寝袋』

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続いては冬用シュラフですね。真冬キャンプの一軍はAEGISMAX(イージスマックス)です。冬用にしてはかなりコンパクトなんですけど、800フィルパワーのダウンが900g入っているので、軽くてコンパクトなのにとても暖かいです。

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このシュラフはヨーロピアンノーム規格を採用していて、使用可能な温度域は-5度から-12℃となっています。

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今は値段が上がってきて3万6千円になってしまったので、特別これをお勧めすることはありません。他と比べるとまだコスパは良いと思いますが、ここまでくるともう1~2万円プラスすれば有名ブランドの良い冬用シュラフも選べますからね。

経験上ですが、シュラフ選びの大事なポイントは、以下の条件を満たしていることだと思います。

  • ヨーロピアンノームやISOのように信頼性のある規格に準拠している
  • ダウンの膨らみやすさを表すフィルパワーの数値が高い高品質ダウンを使っている
  • 800フィルパワー程度のダウンが一キロ前後の量入っている

これらを満たしているダウンシュラフは、コンパクトなのに真冬でもめっちゃ暖かいです。このスペックを参考にしてほかのメーカーでも選べば、良いシュラフが選べると思います。

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最近キャンプで使ったワークマンの『1200フュージョンダウンシュラフ』はどうなのかというと、理想の保温力に少し届かなかったので、2022年はまだイージスマックスが私の一軍シュラフです。

ただ、フュージョンダウンシュラフの特徴は、ダウンの保温性と化繊の乾きやすさの良いとこどりなので、このシュラフをさらに進化させれば一軍になってくると思います。

キャプテンスタッグ『フリースクッション』

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続いてはです。今までモザンビークの枕を使っていましたが、つい先日こちらを手に入れて一軍の枕が入れ替わりました。

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キャプテンスタッグの『フリースクッション』です。

インナーシュラフが中に入っていて、このケースに閉まっている状態だと枕になるので、私は基本的に枕として使おうと思います。あまりに寒い時には毛布としても使えて一石二鳥なので、こちらが一軍の枕になりました。

冬のソロキャン一軍ギア (3) テーブル

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続いてはテーブルです。

Vonztoon『メッシュテーブル』

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一軍のテーブルはこちら。サイドにサブテーブルが付いたメッシュテーブルですね。これも最近買いましたがめちゃくちゃ便利です。

細々した物をサイドのサブテーブルに置けて、サブテーブル部分はトレーみたいになっているので、物も落ちにくいんですよ。そしてメインテーブルはスッキリ綺麗に使えるところが良いです。

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たたむとコンパクトになって、トランクカーゴの中にもスッキリ納まります。この収納性も良いんです。

無印良品の『頑丈収納ボックス』もおすすめです

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あとはこの無印良品の『頑丈収納ボックス』もサブテーブル代わりとして使えるから便利ですね。

冬のソロキャン一軍ギア (4) 椅子

次は椅子です。

ロゴスの『ラグジュアリーチェア』

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一軍は最近買ったロゴスの『ラグジュアリーチェア』。オートキャンプではこれ一択です。

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重くてでかいので、絶対選ばないタイプの椅子だったのですが、座ってみたら腰がすっごいラクで、このメリットがすべてのデメリットを上回り、オートキャンプの一軍チェアになりました。

ずっと座っていても疲れなかったので、こういう椅子をお探しの方にはおすすめです。

冬のソロキャン一軍ギア (5) ランタン

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次はランタンです。今の時代すっかりLEDが主流になりましたが、その中でも私はコンパクトなライトと、オイルランタンの組み合わせが大好きです。

ゴールゼロ『LEDミニランタン』・soomloom『LEDランタン』

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メインはゴールゼロ。オートキャンプだとテントが大きめなので、追加でこのsoomloomも持って行きます。

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ゴールゼロは色も良くてまあまあ明るい。

soomloomは小さいのにとても明るいんですよね。

小さくて荷物にならないし、温かみのある色も良くて明るさも充分。夜トイレに行く時は懐中電灯モードにもできるので、外を歩く時も便利なんですよね。

フュアーハンド・キャプテンスタッグ『オイルランタン』

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これに加えて炎の揺らめきと癒しも感じたいので、オイルランタンは趣アイテムとして持って行きますね。この父親からもらったフュアーハンドキャプテンスタッグをその時の気分で持って行きます。

冬のソロキャン一軍ギア (6) 焚き火台・薪ストーブ

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続いては焚き火台・薪ストーブです。

soomloom コンパクト薪ストーブ『DECO』

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今回は冬用なのでこちら。soomloomコンパクト薪ストーブ『DECO』を持って行きます。これは最近お気に入りです。

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天板を外して焚き火台にもなりますし、最近追加で買ったウォータータンクも荷物に余裕のある時は持って行きます。

この薪ストーブ、まず小さいのがいい。ケースに入っていると薪ストーブとは思えないサイズですが、その割に結構重量があるので使っていて安定感があります。

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デメリットは40cmサイズの薪が入らないこと

でも、ガラス窓から炎も見られるし良い薪ストーブだと思います。今は欠品中で、いつ頃再販になるかは分かりませんが、人気商品は再入荷してくるんじゃないかと思います。

メディク『吊り下げ携帯型小型ファン』

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薪ストーブを持って行く時はこの2つもセットです。カラビナで吊り下げて使えるファン。こんな感じで天井からぶら下げておけば、テント内の空気を循環させてくれます。

新コスモス電機『一酸化炭素チェッカー』

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あと必須なのが、この一酸化炭素チェッカーですね。これはコスモス電機の日本製の物です。ケースはキャンドゥのシェラカップケースです。

ベルモント 焚き火台『TABI』

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あとは、最近このベルモントの『TABI』という焚き火台を買いました。チタン製で軽いし、色も良い感じで結構気に入っています。

ベルモント『ULヒバサミ』

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火ばさみはこのベルモントの『ULヒバサミ』。

冬のソロキャン一軍ギア (7) その他の細かいギア

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他の細かい物はこのギアケースに入っているんですよね。ざざっと説明します。

刃物系アイテムは…

  • モーラナイフ
  • 燕三条乃斧(ユニフレーム)
  • シャークソ―のノコギリ(愉し火)
  • ベルモントの火吹き棒(焚き火ブロウパイプ)
  • 私が小林工具さんと作っている小さなハンマー(ソロハンマー.S)
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着火アイテムは…

  • SOTOスライドガストーチ(新)
  • 無印良品 残糸を使った軍手
  • ファイヤ-ライターズ(着火剤)
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サブテーブル&網

  • SOTOのフィールドホッパー
  • ユニフレームの網
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カトラリー&調理系アイテムは…

出典:Youtubeチャンネル「FUKU」よ

こちらにはカトラリーや調理用ナイフ、トング、調味料、ゴールゼロのランタン、調理用油などが入っています。

  • お皿にもなるカッティングボード
  • エバニューの水筒0.9L
  • アルコール燃料(ヘイズツーリングオイルボトル)
  • エバニューチタンアルスト
  • IMCOの自動炊飯シリンダー
  • エアストーブラージの五徳
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  • タイムモアのコーヒーミルNACO
  • モンベルのO.D.コンパクトドリッパー
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  • トランギアのメスティン
  • ダックノットのメスティンハンドル
  • バンドックアルミケトルBD-906
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  • EPIのチタンプレート
  • スノーピークのチタンシェラカップ
  • セリアのミニシェラカップ
  • ベルモントのチタンリッド

こんな感じです。

3種の神器ケース

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こちらは3種の神器ケース。アルミホイルと、ウェットティッシュ、キッチンペーパー、裏にはゴミ袋を入れています。

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忘れちゃいけないのが、ワークマンの『パラフィン帆布ロングフィールドシート』。これは荷物の積み下ろしや、シェルター内の物置き、座る場所としてなど、万能に使えてなくてはならないものです。

冬のソロキャン一軍ギア (8) 防寒着

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最後は冬キャンプに重要な防寒着をご紹介します。

DOD『ブクロマン』

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私が一軍にしている防寒着、まずはこちら。DODの『ブクロマン』。一言で言うと無敵ですね。これさえあれば快適な冬キャンプができます。

ダウンの暖かさはもちろん、ツナギなので隙間がなくてさらに良いんです。表面の生地はTCなので火の粉への安心感もありますし、本当によくできている着るダウン寝袋だなと思います。

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デメリットは、買ってしばらくしてからダウンシュラフでたまに遭遇する、ケモノ臭が出てきました。不快な臭いですが原因は羽毛についている有機成分ですから、ある意味仕方ないところがあります。安価なダウン製品には仕方ないことだと折り合いを付けたほうが良いかもしれませんね。

ちなみに私はダウン用洗剤で洗濯して、晴れた日に天日干しをしたらその後は臭わなくなりました。

ワークマン『フュージョンダウンモンスターパーカー&パンツ』

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去年から使っているワークマンの『フュージョンダウンモンスターパーカー』も良いです。めっちゃ暖かくて、燃えないわけではないですが、難燃加工もされています。

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今年はフュージョンダウンパンツも発売されたようなので、試しに着てみますね。フュージョンダウンパンツは割と薄手なんですけど、裏地がブラックアルミになっていて、ぽかぽかしてきます。

ネイチャーハイク『ダウンパンツ』

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あとはネイチャーハイクダウンパンツもおすすめです。こんなにコンパクト収納なのに、ものすごく暖かいんです。

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履くとこんな感じ。寒い時にパンツの上から履けるダウンパンツとして一つ持っておくとすごく重宝します。ただ生地が薄いので火の粉が当たったら簡単に穴は開きますね。

ノースフェイス『防寒ブーツ』

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最後にです。めちゃくちゃ寒い時はノースフェイス防寒ブーツを履きます。軽くてとても暖かいです。

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私は寒がりなんですけど、真冬でも外で快適に過ごしたいのでこのくらいしっかり温かいものを準備していきます。

冬キャンプのキャンプギア選びで大事なポイント

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最後に冬のソロキャンプギア選びで大事なことをまとめました。

冬で何より大事なのは寒さ対策です。シュラフは充分に暖かい物を準備して、湯たんぽなどのあったかグッズも活用しましょう。そして寝る時以外も快適に過ごせるように、防寒着や毛布、ひざ掛けなども持って行きましょう。

また一酸化炭素中毒の対策も忘れずに。薪ストーブや石油ストーブを使う人は、しっかり喚起するとともに、一酸化炭素チェッカーを必ず使用しましょう。

冬キャンプのリスクを理解してしっかり準備することが大切ですが、それができたら空気が澄んでいて、虫もいなくて、星も綺麗でご飯も美味しいという最高の外時間が楽しめますよ。

しっかりギア選びをして最高の冬キャンプを楽しもう!

今回は2022年12月の時点での「車で行くオートキャンプの冬ソロキャンプで使う一軍ギア」をご紹介しました。

冬キャンプにはリスクもあるので、安全に充実したキャンプができるように準備したいですね。皆様のキャンプギア選びの参考になれば幸いです。

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