花と食フェス、対面で 奥武山で4年ぶり

 沖縄県内最大の農林水産業のイベント「おきなわ花と食のフェスティバル2023」が21日、那覇市の奥武山公園で開幕した。22日までで、初日は3万9134人(主催者発表)が来場した。2020年以降は豚熱の発生や新型コロナウイルスの影響で中止やオンライン開催が続き、対面開催は4年ぶりとなる。  107のブースが出展し、21日は多くの来場者が畜産や海鮮などの県産品を味わい、買い求めた。屋内会場の県立武道館では花卉(かき)や野菜、果樹の展示を楽しんだ。

 21日の開会式で、主催団体の本部長を務めるJAおきなわの前田典男理事長は「安全、安心、新鮮な農林水産物と、加工品などの素晴らしさを実感し、楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。

 22日は海ぶどうや花卉、野菜、果樹の品評会表彰式も予定されている。 (當山幸都)

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