志津川湾で寒鱈まつり あら汁やフライ…冬の味わい 1本売りは20分で売り切れ

宮城県南三陸町で22日、「寒鱈祭り」が開かれ、多くの人が冬の味覚を味わいました。

寒鱈と呼ばれる寒い時期のマダラは、脂の乗りが良く身が膨れているため、身も白子もとろけるような食感で、冬を代表する味覚として愛されています。

寒鱈祭りは毎年、漁が盛んになるこの時期に行われていて、主役の寒鱈を使ったあら汁やフライなどが提供されました。

なかでも祭りの恒例となっている「寒鱈1本売り」では、白子の入ったオスが100匹限定で市場価格より4割ほど安く販売され、20分ほどで売り切れていました。

来場者「やっぱり鍋とか、白子もやっぱり美味しいのでそれが一番の魅力かなと思ってます」「白子が好きです。ポン酢につけて食べるのが好きです」「美味しいですよね。鍋にしてあったまるし、家族で団欒になります」

南三陸町では、12月から2月にかけて月に一度、旬の食材を使った祭りを開いていて、2月は牡蠣を主役にした祭りを開くということです。

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