〈動画あり〉名軍師が新メンバー 「宇佐美定満」が加入 6人体制で活動へ 越後上越上杉おもてなし武将隊

 越後上越上杉おもてなし武将隊に新メンバー「宇佐美定満」が加入した。22日に上越観光物産センター(上越市藤野新田)で開かれた今年最初の定期公演でお披露目され、〝初陣〟を飾った。

新メンバーとして加わった宇佐美定満。軍師として上杉家を支えた知略をおもてなしに生かす

 宇佐美定満は越後国枇杷島城(現在の柏崎市)の出身。守護上杉氏の家臣として、上杉謙信の父である長尾為景と戦い敗れ降伏。その後は長尾家、上杉家の軍師として活躍した。
 初陣では早速メンバーらと演武を披露。力強い表情でやりや刀を操った。一方で、トークや明るくポップな曲「義の心宿る街上越」の演舞では口ひげの向こうに笑顔を見せ、観覧したファンからは「とてもダンディー。イケオジ」といった声が上がった。
 定期公演の様子は動画の生配信も行われ、全国に向けて新武将をPR。宇佐美は初陣後、「初の演舞を無事に終え、ほっとしている。多くの人に見てもらい、本当にうれしい。一歩ずつ、宇佐美の成長とともに、着実にこなしていきたい」と語った。

初陣となった定期公演の中で、上杉謙信、景勝らと共に演武を披露

 新メンバーの加入は令和2年7月の綾姫以来で、武将隊は6人体制となった。宇佐美は23日から、埋蔵文化財センター(同市春日山町1)でのおもてなしにも出陣。各日の出陣予定は武将隊ホームページで公開している。

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