長崎ランタンフェス開幕 柔らかな光3年ぶり街彩る

中国の春節に合わせて、長崎市で始まった「長崎ランタンフェスティバル」=22日夕

 中国の春節(旧正月)に合わせ、長崎市中心部を約1万5千個の中国ちょうちんで彩る「長崎ランタンフェスティバル」が22日、始まった。点灯式には多くの見物客が足を運び、雨が降る中、赤や黄色の柔らかな光を携帯電話のカメラで撮るなどして楽しんだ。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。2月5日まで。

 中華街近くの湊公園には、七夕をモチーフにした高さ約10メートルのメインオブジェ「牛郎織女」が登場。姉妹で訪れた長崎県佐世保市の森明子さん(38)は「久しぶりに見たオブジェはやっぱりきれい。出店などを回りたい」と話した。

雨が降る中、多くの人が集まった「長崎ランタンフェスティバル」=22日夕、長崎市

© 一般社団法人共同通信社