県医師会館内に小児検査場を開設 発熱がある子どもや家族を対象に 29日も実施予定

 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を受け、沖縄県医師会は22日、南風原町新川の県医師会館駐車場で小児等発熱軽症者抗原検査センターを開設した。37.5度以上の発熱がある中学生以下の子どもや同行する家族を対象にドライブスルー形式で検査した。22日は予約だけで160人が検査に訪れた。29日も実施予定。

 県医師会の田名毅副会長は「医療機関が開いていない日曜日に開設したい」と話し、当面はセンターを継続したいとの考えを示した。先週から今週にかけて感染のピークを迎えている。15日は120人が同センターを利用し、陽性者の約8~9割がインフルエンザだったという。(中村優希)

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