東京・中野区の強盗グループのメンバーが広島・西区の強盗殺人未遂事件にも関与か

先月、東京・中野区で起きた強盗傷害事件の犯行グループのメンバーが、広島市で起きた強盗殺人未遂事件についても関与していた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。

広島市の事件は、西区にある時計・貴金属店の店舗兼住宅で起きました。

先月21日、午後7時半ごろ、男らが押し入り、ここ住む3人のうち、49歳の男性を縛るなどしたうえ、金品を奪って逃げました。

男性は殴られるなどして意識不明に、81歳の父親も軽いけがをしました。

捜査関係者によりますと、男らは宅配業者を装ってドアを開けさせて押し入り、金庫などから高級時計や現金などを奪ったとみられます。

レンタカーを使ったとみられ、実行役以外も含め、少なくとも8人が事件に関与した可能性があるということです。

先月5日、東京・中野区の住宅で、現金およそ3000万円が奪われた強盗傷害事件には、複数人が関与したとみられますが、捜査関係者によると、中野区の事件の犯行グループの中の少なくとも1人が、広島市の事件にも関わった疑いがあるということです。

警察が関連について、慎重に捜査を進めています。

© 株式会社中国放送