沖縄県警生活保安課と那覇署は23日、那覇市辻の風俗店で20代～30代の女性複数人が売春行為をすると知りながら、場所を提供したとして、売春防止法違反容疑で沖縄市の同店経営の男（44）と、うるま市石川の店長の男（43）の2人を逮捕したと発表した。
捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。警視庁と5県警の合同捜査本部の取り締まりによる逮捕。那覇署は21日、那覇市内の風俗店などを家宅捜索し、関係資料などを押収した。
捜査関係者によると、同店で働いていた20代女性従業員が都内のホストクラブの元従業員の男と交際関係にあったが、都内のホストクラブに未払い金があり、その返済を巡って県内や他県の複数の風俗店を紹介され、売春させられていたとみられる。女性の関係先などを捜査中に、同事案が発覚したという。
逮捕容疑は2022年11月から12月にかけて、那覇市の風俗店で従業員が売春すると知りながら、個室を提供した疑い。
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