23日朝、広島県内にある複数の大学に「爆弾を仕掛けた」などという内容の文書が、ファクスで送られてきました。一部の大学は休講などの対応をしています。
RCCが県内の警察署や大学に取材したところ、23日、県内で少なくとも8つの大学に大学の爆破を予告する内容の文書が、ファクスなどで送られていました。
爆破を予告する内容の文書が送られたのは、エリザベト音楽大学、広島女学院大学、広島都市学園大学、広島文化学園大学・短期大学、福山市立大学、福山大学、尾道市立大学、広島文教大学です。
複数の大学によりますと、「爆弾を仕掛けたのでお金を支払え」などと要求するもので、午前7時半ごろに届いたということです。
午後 休講となった大学生
「学校からメールが来て、校内放送がかかって午後から休校になりました。ちょっと不安な気持ちがあります。怖いです」
それぞれの大学は、警察に通報するとともに、学内に不審物がないかなど確認するなど、警戒にあたりました。また、一部の大学は休講にしたということです。
警察は、大学構内の安全を確認するとともに、威力業務妨害の疑いも視野に捜査しています。