現代ジャズの最高峰ドラマー、ケンドリック・スコットがブルーノートから新AL発売決定&第1弾先行SGリリース

photo by Justin Bettman

現代ジャズ最高峰のドラマー/作曲家ケンドリック・スコットが、ブルーノートから3作目となるアルバム『Corridors』を3月3日にリリースすることが決定。あわせて、第1弾先行シングル「What Day Is It?」の配信がスタートしている。

<YouTube:What Day Is It?

スコットが自身のバンド、オラクルと共に2019年にリリースした『A Wall Becomes A Bridge』に続く本作は、ヒューストン出身のサックス奏者ウォルター・スミス3世と、ベーシストのリューベン・ロジャースによるトリオ編成。コードレスならではのスリリングなプレイが繰り広げられている。

ニューヨークの著名なイベント・スペースであるザ・ジャズ・ギャラリーのアーティスト・フェローシップ・シリーズのため、アーティスティック・ディレクターを務める坂入リオが依頼したことからスタートした本作には、8曲のオリジナル曲と、ボビー・ハッチャーソンの楽曲(「Isn't This My Sound Around Me」)の新たなアレンジを1曲収録。

パンデミックの期間中に生まれたこのアルバムについて、スコットは「私はよく自分の経験したことをテーマにして曲を書くんだけど、このアルバムでは私の視点からズームアウトして、代わりにみんなの視点に立ちたいと思ったんだ。パンデミックによって、みんな自分が逃げていた影に向き合わざるを得なくなったからね。そして普段僕のバンドのオラクルではギターとピアノを中心にサウンドが構成されているんだけど、この2つの楽器を取り去ることで、聴覚的に何ができるだろうと思ったんだ。ベースのリューベンは純粋で愛情に満ちた方法でこのアルバムの世界をナビゲートしてくれたし、サックスのウォルターのサウンドはいつも美しく、私にインスピレーションを与えてくれる。いつも指針となる存在だよ」と語っている。

■リリース情報

ケンドリック・スコット
AL『Corridors』
stream & download→https://lnk.to/Kendrick_Scott_CorridorsPR

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