H-IIAロケット46号機、1月26日打ち上げへ。情報収集衛星レーダ7号機を搭載

【▲ 参考:H-IIAロケット42号機(Credit: JAXA)】

三菱重工業株式会社は、2023年1月25日に予定していた「H-IIA」ロケット46号機の打ち上げを翌日の26日に延期したと発表しました。延期の理由について同社は、天候悪化が予想されるためとしています。

H-IIAロケット46号機には、内閣衛星情報センターが運用する情報収集衛星「レーダ7号機」が搭載されています。情報収集衛星には、光学センサーで地上を撮影する「光学衛星」と、レーダーで地表を走査する「レーダ衛星」があり、合わせて地上を1日最低1回撮影できるように利用されています。

現在運用されている情報収集衛星は、「光学5号機」「光学6号機」「光学7号機」「レーダ3号機」「レーダ4号機」「レーダ5号機」「レーダ6号機」、そして「データ中継衛星1号機」です。今回打ち上げられる「レーダ7号機」は、2017年に打ち上げられた「レーダ5号機」の後継機となります。

■打ち上げ情報

打ち上げ予定日:2023年1月26日(木)
打ち上げ予定時間帯:10時49分20秒~10時50分21秒(日本標準時)
打ち上げ予備期間:2023年1月27日(金)~2023年2月28日(火)
打ち上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

Source

  • Image Credit: JAXA, 三菱重工
  • 三菱重工 \- H-IIAロケット46号機による情報収集衛星レーダ7号機の打上げ延期について
  • 内閣府 \- 宇宙基本計画

文/sorae編集部

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