佳子さま、手話でねぎらう 聴覚障害児の母たたえる会

「第45回聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」の式典で、手話を交えてあいさつされる秋篠宮家の次女佳子さま=23日午後、東京都渋谷区(代表撮影)

 秋篠宮家の次女佳子さまは23日、東京都渋谷区の青山学院講堂を訪れ、第45回聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会の式典に出席された。手話を交えてあいさつし「お子さまとの信頼関係を大切にされながら、心を配り、ともに歩んでこられたと想像しております」とねぎらった。

 あいさつは6分以上にわたり、全て丁寧な手話で伝えた。「社会全体の理解がさらに深まり、誰もが安心して暮らせる社会になること、誰もがより幅広い選択肢を持てる社会になることが、当たり前になることを願う」と結んだ。

 式典では、聴覚障害児の母親らを表彰して苦労や努力をたたえ、佳子さまは拍手を送った。

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