“最強寒波”…平野部でも「水道管の破裂」に注意 蛇口はタオルを巻いてテープで止めさらにビニール袋をかける

“最強寒波”への備えは大丈夫でしょうか?

東海地方の平野部でも、寒さで水道管が凍結し、破裂することもあるのでご注意下さい。
(視聴者提供 札幌市おととし1月 )
「やばいやばい…」

天井に裂け目ができ、室内に水が噴き出しています。洗面所も天井から大量の水が。

(大学生・当時)
「水量が増しているような気がする。かなりの水の音、大雨が降るような音が聞こえてきて目が覚めて、寝室を出たらリビングの床が水浸しの状態」

この札幌の大学生が異変に気がついたのは、おととし1月5日の午前4時のことでした。部屋の天井のあちこちから滝のように水が流れてきたとのこと。

(大学生・当時)
「自分の家でも靴をはいて、感電防止のために」

原因は上の階の部屋で水道管が凍結し破損したこととみられ、元栓をしめるまで水は6時間半流れ続けたとのこと。

一方、こちらもおととし1月の京都。京都市内北部で水道管が凍結・破裂し、およそ900戸が断水。水漏れが起きて配水池の水がなくなっため、周辺の京都市右京区の住宅などへ供給できなくなりました。

このとき京都市は給水車を巡回させ復旧までの対応に追われました。

さらに、名古屋市でも寒波による水道のトラブルは2018年の1月に多発。このとき市の上下水道局に寄せられた問い合わせは857件もありました。

今回の“最強寒波”襲来でも特に屋外に露出している水道管は凍結の恐れがあり、事前の対策をしたほうが良さそうです。

(名古屋市上下水道局 藤田真彰給排水係長)
「蛇口はタオルを巻いてテープで止め、さらにビニール袋をかけると凍結しにくくなる。今のうちに準備してもらえるといい」

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