
ドレイクが今年のアルバムリリースを示唆した。先週末にシリウスXMラジオの企画で開催されたニューヨークのアポロシアターでのライブで、本人が今後の予定について明かしたかたちだ。
21サヴェージとステージにいたドレイクは「俺たちは今年の夏にツアーをするよ」と話し、その後こう続けていた。「人生に関して色々考えている。しかし、この瞬間お前たちのための音楽を止めるものは皆無だ。もう少しここにいるさ」「もっと感動を与えることができたらと思う。今年は多分、俺は退屈を感じ、もう一枚アルバムを作るかもしれない。わからないが」
そんなドレイクは昨年、21サヴェージとのジョイントアルバム『ハー・ロス』とソロアルバム『オネストリー、ネヴァーマインド』をリリースしていた。
一方、先月にはドレイクが若い頃に書いた歌詞がオークションに出品、2万ドル(約260万円)の落札予想価格を付け話題となっていた。米テネシー州メンフィスにある叔父が所有していた工場から見つかったもので、工場の閉鎖後、そこにあったゴミ箱から発見されたものだという。ロサンゼルスのディーラー、モーメンツ・イン・タイムから出品されたそのメモ書きの1曲は『Come Spring』というタイトルで、当時カレッジに進む年齢になった自らの苛立ちが綴られている。ドレイクが2006年、20歳の時に発表したミックステープ『ルーム・フォー・インプルーブメント』に『Come Winter』という曲が収録されてるものの、続編と思わしき『Come Spring』 は結局お蔵入りとなったようだ。