JR西日本、「みんなの駅」改良 新大阪駅等で実証実験も実施へ

西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は、駅設備の損傷等をLINEから通報してもらうシステム「みんなの駅」について、〝簡単に〟〝より多くのユーザーに〟利用してもらうために改良を行った。1月19日付のプレスリリースで明かしている。

「みんなの駅」は、LINEのトーク画面から自動応答メッセージで、駅の設備損傷等を写真や文字情報で通報してもらうシステムだ。拠点駅、通勤通学駅、ローカル駅各々において、駅を利用するユーザーに、コンコースやホーム、駅前広場で見つけた駅設備損傷等を「みんなの駅」を用いて通報してもらう。これにより、情報をタイムリーに共有し、修繕につなげるためのサービス実装に向けた有用性の検証と課題の抽出を行う。

なお、同社は、システム改良に合わせて、1月23日~2月28日に実証実験を実施する。対象となるのは、JR京都線の新大阪駅(在来線エリア)、JR阪和線の鶴ケ丘駅~三国ヶ丘駅、JR姫新線の姫路駅(新幹線エリア含む)~上月駅のコンコース、ホームおよび駅前広場だ。

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