
【ロンドン共同】音楽配信を手がけるスウェーデンのスポティファイ・テクノロジーは23日、経費節減のため従業員の約6%を削減すると発表した。削減規模は600人程度になる。米IT業界では、マイクロソフト(MS)やグーグルなどが相次いで人員削減策を打ち出しており、スポティファイも拡大路線の修正に動く。
スポティファイは、広告やコンテンツ部門を率いてきたドーン・オストロフ氏の退社も同時に明らかにした。ダニエル・エク最高経営責任者(CEO)は従業員に向けて「今にして思うと、収入の成長に先行して投資することに野心的過ぎた」とのメッセージを送った。