児童考案のレシピ、SAで配布 牛乳消費拡大へ 那須・学びの森小

那須高原SAで牛乳レシピなどを配布した児童たち

 【那須】牛乳の消費拡大につなげようと、学びの森小の6年生は23日、豊原丙の東北自動車道下り那須高原サービスエリア(SA)と那須まちづくり広場を訪れ、自分たちで考案した牛乳レシピの紹介カードなどを贈った。

 同校6年生は総合的な学習の一環で、酪農が盛んな地元の産業と国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学んでいる。その学習を通じ、廃棄される牛乳を減らそうと、牛乳を使ったレシピ開発やせっけん作りなどに取り組んだ。

 この日は児童17人が各施設を訪れ、6種類のレシピカード240枚と牛乳せっけん30袋をそれぞれ贈った。また、凍えるような寒さの中、同SAでは児童たちが「おいしいですよ」などと料理の説明をしながら、東北道の利用者にレシピカードを配った。6年平山瑚々(ひらやまここ)さん(12)は「どれもおいしそうな料理ができた。レシピを通して牛乳をたくさん飲んでほしい」と期待した。

 那須まちづくり広場は、来場者に牛乳せっけんを配布している。

那須高原SAの来場者たちに牛乳レシピを配布する児童たち(右、左)

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