
岸田文雄首相は24日の参院本会議で、米国や英国など先進7カ国(G7)メンバーの欧米5カ国歴訪に関し「国際社会を主導する責任の重さを改めて強く感じた」と述べ、5月のG7首脳会議(G7広島サミット)に向けた準備を進める考えを強調した。参院本会議は首相と全閣僚が出席し、2021年度決算に関する審議を実施。首相と与野党の通常国会初となる論戦がスタートした。
自民党の和田政宗氏への答弁。立憲民主党は防衛費増額に伴う増税方針や、反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を巡る安全保障政策の転換を追及した。
公明、日本維新の会、国民民主、共産、れいわ新選組の各党も質問に立つ。

