電子情報技術産業協会(JEITA)が24日発表した2022年のパソコンの国内出荷台数は、前年比22.6%減の686万9千台で、5年ぶりの低水準だった。前年実績を下回るのは2年連続。新型コロナウイルス流行でテレワーク普及の特需があった20年は1千万台を超えたが、以降はノートパソコンを中心に買い替え需要を先食いした反動が続いている。
小中学生にパソコンやタブレット端末を1人1台用意する政府の「GIGAスクール構想」関連の反動減もあった。内訳はノートパソコンが24.7%減の573万8千台、デスクトップ型は9.5%減の113万1千台。