「美しい日本に出会う旅」でwacci・橋口洋平が初の旅番組出演。ナレーションは友人・松下洸平

wacciのボーカル&ギター・橋口洋平が、BS-TBSで2月15日、22日放送の「美しい日本に出会う旅」(水曜午後9:00)に出演。長崎県・五島列島を訪れる。

「美しい日本に出会う旅」は、日本各地のまだまだ知られていない美や伝統など、古くから続く「美しい日本」を再発見していく紀行番組。日本各地の四季折々の絶景や風物詩、受け継がれる手仕事や、旬の味覚、温泉などを紹介している。井上芳雄、瀬戸康史、松下洸平が「旅の案内人」として、週替わりでナレーションを担当。普段は旅人は登場しないが、年に数回、井上、瀬戸、松下が旅に出る「特別編」に加え、3人それぞれと親交のあるゲストが旅をする企画も放送している。

今回、2週連続で登場する橋口は、5人組バンド・wacciのボーカル&ギター。2009年に結成し、12年にメジャーデビューしたwacciは、22年に「恋だろ」が第64回日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞した。橋口がほぼすべての楽曲の作詞・作曲を手掛け、ほかのアーティストへの楽曲提供も行っている。

橋口と松下は、同じ事務所に所属したことがきっかけで知り合った10年来の友人。wacciのライブに松下がゲスト出演し、特別コラボで歌った「恋だろ」の動画は2000万再生を突破している。近年はプライベートでの親交に加え、音楽の仕事を通じての交流も増えている。

橋口は初めての旅番組出演で、「離島への旅にひかれる」という本人の意向を取り入れ、旅先が五島列島に決定した。橋口の旅は、中通島からスタート。どこまでも続く遠浅の海岸線が美しい「蛤浜海水浴場」で絶景を望み、自然海塩「矢堅目の塩工房」で塩づくりを見学。「五島うどん」の発祥の地といわれる船崎地区では、うどん作りにも挑戦する。今年度いっぱいで他校と合併し閉校が決まっている小学校では「歌のエール交換」で交流する。

「実際に五島列島を旅して感じたのは、人の温かさでした。僕らのような旅行者にも丁寧に温かく接してくださって、島に誇りを持ち、島のことが好きで、島のいいところを伝えたいという思いを強く感じました」と感動を伝える橋口。ロケでは「塩やうどん作りなど、貴重な体験もさせていただきました。人生初の食リポでは、味を伝えるのは難しいなと思いましたが、同時にその緊張感を超えるおいしさがありました。食をこんなにも楽しめる旅は今までに経験がなかったので、とても新鮮でした」と充実した表情を見せる。

また、松下のナレーション担当には「僕の旅に洸平くんがナレーションを付けてくれるわけですが…洸平くんは、僕が今テンパっているとか、笑いを取りに行ってるなとか、VTRを見れば全部分かってくれると思うので、安心してナレーションを任せます。思った通りにいじってもらえたらうれしいです」と期待。旅人・橋口と語り・松下の掛け合いも見どころになる。

番組を手掛ける高安恵司プロデューサーは「ロケ中、こんなエピソードがありました。ご出演いただいた島民の方が帰京するわれわれを訪ねて港へ。実はその方は、wacciの『恋だろ』が大好きで、歌詞を覚えようと紙に書いて部屋に貼っているほど。でも、橋口さんがwacciの橋口さんとは知らずに、撮影にご協力いただいたのだとか。撮影後、スタッフから“橋口さん=wacci”を伝え聞き、慌ててお礼を言いにいらしたのです。お二人は無事旧交(!?)を温めることができたようです。島のあちこちで、こんなどこか素朴で温かな交流に出会うことができました。wacciの歌の世界のような、温かで優しい番組に仕上がると思います」と明かしている。

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