欧州の物流市場はもとより、豊かなカーライフを支える象徴として支持を集める“フルゴネット”の代表的1台、シトロエンのベストセラーMPVでもある『BERLINGO（ベルランゴ）』に、待望の3列シート7人乗りで全長4.77mのロングボディバージョンとなる“LONG”が登場。1月18日（水）より発売開始となっている。
2020年10月の日本導入以来、シトロエンの国内販売台数の約半数を占めるベストセラーモデルとなった『ベルランゴ』は、新世代シトロエンを象徴するユニークなスタイルを筆頭に、優れたユーティリティやドライバビリティ、そして快適性などが評価され、ファミリーユースをはじめ趣味や仕事のパートナーとして幅広い層に支持を集める。
そのシリーズに追加された全長4.7m超の『ベルランゴ・ロング』は、3列目シートが前後にスライドできることや、ゆとりのあるヘッドクリアランスにより大人も寛げる充分なスペースが確保された。また、3列目シートを取り外し2列目シートを折りたためば最大2693リッターという大容量ラゲッジスペースが出現し、ショートボディ比で約27％増となる広大な空間により、あらゆるアクティビティのニーズに対応する。
荷室へのアクセスを担うリヤゲートは上方へと開口する方式で、雨天時に荷物が濡れたり風に煽られる心配も不要に。また、車両後方にスペースの制限がある場合でも、ガラスだけをコンパクトに開けてラゲッジにアクセスすることも可能だ。さらにリヤゲート上部にはスポイラー（ブラック）を装着するなど、落ち着いたエクステリアながらアクティブな雰囲気も漂わせる。
■両グレードにパークアシストを追加
前述のとおり、ボディサイズは全長4770mm（ショートボディ比＋365mm）、全幅1850mm（同±0）、全高1870mm（＋20mm）、ホイールベース2975mm（＋190mm）となり、ロングホイールベースと乗り心地にこだわった足回り設計が、シトロエンらしい走行安定性を実現。
パワートレインは標準ボディの5人乗りショートと同様、定評ある1.5リッターのクリーンディーゼルエンジン（130PS／300Nm）に電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8を組み合わせ、最新の排気浄化システムによる極めて高い環境性能を誇っている。
グレード構成は“SHINE”と“SHINE XTR PACK”の2種類で、基本装備は標準のショートに準じたものとなり、上級グレードのSHINE XTR PACKには、17インチホイール＆タイヤに、前後バンパーのアンダーガード風デコレーション、オレンジマットのカラーパック、フロントドアバッジ、専用のシート柄、専用ダッシュボードおよびドアトリムが装備される。
さらに両グレードとも、縦列および並列駐車の出入りの際にステアリング操作を自動で行うパークアシストを追加で装備し、価格は443万3000～455万4000円（税込）に。また『ベルランゴ・ロング』の発売を記念して、シトロエン最新のフルラインナップを展示するBERLINGO LONG デビューイベントが、2月3日（金）～2月5日（日）の期間限定で、東京・立川のグリーンスプリングス立川にて開催される。
公式サイト：https://web.citroen.jp/berlingo/
シトロエン コール TEL：0120-55-4106
