26日(木)にかけて 強い冬型の気圧配置続く 大雪による交通障害に警戒を

26日(木)正午までの48時間予想降雪量

 日本付近は26日(木)にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側で大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所がある見込み。また、全国的に非常に強い風が吹き、海は大しけとなりそうだ。大雪や路面の凍結による交通障害、暴風雪、高波に警戒が必要となる。

24日(火)午後9時と25日(水)正午の雨雪風の予想

 25日(水)にかけて、日本の東の低気圧が急速に発達しながら千島近海に進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込み。日本付近の上空およそ5000メートルには、北日本から東日本で-42℃以下、西日本で-36℃以下の、この冬一番の強い寒気が流れ込み、26日(木)にかけて強い冬型の気圧配置が続きそうだ。東日本から西日本では、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込み。なお、24日(火)夜は関東でも局地的に雪が強まり、東京23区で雪の積もる所がある見込み。

大雪に警戒

予想される24時間降雪量

 北日本から西日本の日本海側は、26日(木)にかけて大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所がある見込み。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒すると共に、着雪やなだれにも注意が必要だ。

暴風雪・高波に警戒

暴風雪・高波

 26日(木)にかけて、全国的に非常に強い風が吹き、大しけとなる見込み。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要だ。

雷・突風

冬の荒天時の注意点

 東・西日本は25日(水)にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込み。落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

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