マイボーム腺機能不全 ドライアイの最新治療機器、ルミナス・ビー ジャパンIPL治療機 OptiLight オプチライトの安心感とノーダウンタイム性

目が疲れる、目がしょぼしょぼ・ゴロゴロする……涙の不足などが原因で、目の表面に傷や障害が生じる病―――ドライアイ。

「このドライアイに悩まされ、点眼薬を続けているけど、なかなか症状が改善しないときは、眼科医に診てもらって。MGD(マイボーム腺機能不全)かもしれないから」

―――そう語るのは、東邦大学医療センター大森病院 眼科 教授 堀裕一医師。

日本では近年、パソコンやスマートフォン、コンタクトレンズ、エアコンの使用などの影響で、ドライアイの症状を訴える人が増加中。

その数は、およそ2000万人にのぼるといわれ、そのなかでもとくに多いのが、涙液層の油が減少する MGD(マイボーム腺機能不全)をともなうドライアイといわれている。

マイボーム腺は、まぶたの中にある脂を分泌する腺のこと。ドライアイの約86%が、このマイボーム腺の機能低下がともなうといわれている。

こうした現状をふまえ、医療機器メーカーのルミナス・ビー ジャパンは1月24日、東京・六本木ヒルズ49階で「ドライアイの最新治療」と題した説明会を開き、東邦大学医療センター大森病院 眼科 堀裕一医師、ルミナス・ビー ジャパン 伊藤嘉規 代表取締役社長、同社 Vision事業部 飯山弘晃 副事業部長、同社 メディカルアフェアーズ 増田絵美 マネージャーが登壇した。

市販の点眼薬で治療がほとんど、もっと眼科医に相談を

東邦大学医療センター大森病院 眼科 堀裕一医師は冒頭、この涙液層の油が減少するマイボーム腺機能不全(MGD)の治療の種類について、次の5つをあげた。

◆セルフマネージメント:眼瞼緑の清拭(Lid hygiene)…綿棒、 オキュソフト、アイシャンプーなどで。

◆セルフマネージメント:温法(Warm Compress)…アイマスクなどで。

◆薬剤による治療(抗炎症、 抗菌薬を用いた治療):テトラサイクリン系内服 (細菌のリバーゼ活性を抑制、マクロライド系点眼内服などで。

◆眼科で行う処置:油脂蓄積の予防…油脂の圧出子を用いる。

◆眼科で行う処置(新しい治療):IPL(Intense Pulsed Light)やサーマルパルセーションシステム(Lipiflow)などで。

このなかで、マイボーム腺機能不全(MGD)によるドライアイは、「市販の点眼薬で治そうとしている人がはるかに多く、眼科医の最新デバイスで治療するという人はまだまだ少ない。悩んでいたら眼科医に相談を」という。

そんな堀裕一医師が「最新デバイス」という最新医療機器が↓↓↓

MGDを“光”で治療「OptiLight」国内初の薬事承認取得 1月発売

堀裕一医師の治療現場でも使われている「最新デバイス」というのが、ルミナス・ビー ジャパンのIPL(Intense Pulsed Light)治療機。

ルミナス・ビー ジャパンは、光治療 IPLのパイオニアとして知られ、眼科領域や美容医療でのレーザなどを扱う医療機器メーカー。

同社の調査によれば、「ドライアイ患者の24%が、現在受けているドライアイ治療に何かしらの不満を抱え、不満足のおもな理由として、『症状が改善しない』『しなかった』をあげている」という。

同社の眼科領域に特化した最新IPL治療機「OptiLight」(オプチライト)が、涙に含まれる油分のバランス崩れの原因となる「MGD」(マイボーム腺機能不全)をともなうドライアイに対する治療を目的としたIPL治療機として、日本で初めて薬事承認(承認番号:30400BZX00293000)を取得。「OptiLight M22 IPLモデル」を1月から販売スタート。

この「OptiLight」によるIPL治療が、「現在のドライアイ治療に不満を感じている患者に対する課題の解決策になるのではないか」と期待する。

安全性と簡便性を追求し、機器にはあらかじめ治療プロトコルをセット

ルミナス・ビー ジャパンの最新IPL治療機「OptiLight」によるIPL治療は、専用の機器を用いて Intense Pulsed Light という光を照射する治療方法。

皮膚科領域では早くから導入され、2013年に眼科医 Dr.Toyos がドライアイ治療に効果があることを発表したことで、眼科領域でも広く浸透してきた。

ルミナス・ビー ジャパンの「OptiLight」は、眼科領域に特化したモードを搭載。施術する側にとっての使いやすさも追求し、治療プロトコルをあらかじめセット。

さらに、パルスごとに均一な出力で照射できる OPTテクノロジーを備えているため、安全性の高い治療を実現させる。

ダウンタイムなし、仕事の生産性や生活の質の低下などのリスクを回避

―――涙の病気であるドライアイ。このドライアイは、視力の悪化、仕事の生産性や生活の質の低下などを引き起こすというリスクもはらんでいる。

この「OptiLight」は、ダウンタイム(施術を受けてから通常の生活に戻るまでの期間)なしで治療できるのも強み。

日常生活に大きな支障を来すことなく、症状を改善したいという人のための身近な治療法として、ルミナス・ビー ジャパンは今後も「OptiLight」の情報を積極的に発信していくという。

◆ルミナス・ビー ジャパン
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