開志国際高等学校男子バスケットボール部、新潟県の花角英世知事を表敬訪問

花角知事と優勝杯について話す開志国際高等学校男子バスケットボール部の選手たち

2022年末に全国高等学校バスケットボール選手権大会を制した開志国際高等学校(新潟県胎内市)男子バスケットボール部の選手たちが24日、新潟県の花角英世知事を表敬訪問し優勝を報告した。

県庁を訪れたのは、大会時にキャプテンを務めた武藤俊太朗選手をはじめ、澤田竜馬選手、中島遙希選手、平良宗龍選手と、工藤彰範校長、富樫英樹監督の6人。花角知事は「県民に元気と感動を与えてくれた」と感謝の言葉を述べ選手4人を迎え、練習の様子やこれからの目標について報告に耳を傾けた。

花角知事から「学校生活や練習で思い出やつらかったことは?」と尋ねられた武藤選手は「3年間悔いはない。つらかったことはあったが、チームメイトと(寮生活で)24時間一緒だったので乗り越えられた」と振り返った。武藤選手は、新潟アルビレックスBBの特別指定選手としても活躍。「ではプロでも活躍を」と花角知事から激励を受け、はにかみながらうなづいた。

武藤俊太朗選手(写真左)と富樫英樹監督(写真右)

歓談の様子

表敬訪問の様子

富樫監督は普段の練習法を解説。全体練習は短めにしている一方で「自己練習のフリータイムの時間を多くとっている。自分の得意不得意を考えるようなスポーツであってほしいと思っている」と語った。

また、次のキャプテンの1人である澤田選手は「新しいチームは(昨年に比べ)身長は高くない。だからディフェンスを徹底し、速い攻めにもっていくことができるチームにしたい」と語り、歓談の終わり際には「(優勝して)また来ます」と花角知事に誓っていた。

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